元(中国史)
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元(中国史)
III. モンゴル帝国の分裂

モンゴル帝国の広大な領地を支配するため、チンギス・ハーンは領土の西部にひろがる草原地帯に諸子を、東部の大興安嶺付近には諸弟をそれぞれ分封しておさめさせていたが、その領地をついだ王族たちは、フビライのなかば強引な大ハーン即位をみとめず、元が成立するとそれぞれ独立し、ここに中国領をおさめる元と他の4つのハーン国という構図ができた。また、オゴタイ家のハイドゥを中心にフビライに反抗した乱(ハイドゥの乱)が約30年もつづき、モンゴル帝国の分裂は決定的なものとなった。結局、フビライは大ハーンを称してはいたが、実質的には中国の皇帝にすぎなくなっていった。