| アルミニウム | 項目ビュー | ||||
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| III. | 存在 |
地殻中で非金属の酸素とケイ素についで多く存在し、約8.3%を占める。金属元素としては存在量が第1位である。単体でみいだされることはなく、一般にはケイ酸アルミニウムとしてか、ナトリウム、カリウム、鉄、カルシウム、マグネシウムといった他の金属とまじったアルミニウムのケイ酸塩として存在する。ケイ酸塩からアルミニウムをとりだすのは、ケイ素との分離がむずかしく、工程が高価につくので、ケイ酸塩は有用な鉱石ではない。不純物のまじった含水酸化アルミニウムのボーキサイトが、アルミニウムおよびその化合物のおもな原料となる。
1886年、アメリカのチャールズ・M.ホールとフランスのポール・エルーが、ほぼ同時期に別々に、酸化アルミニウムであるアルミナと氷晶石Na3AlF6をもちいる融解塩電解法を発明した。新たな方法が研究されてはいるものの、この低コストのホール・エルー法は、今なおアルミニウム製錬に多く使用されている。製品の純度は高く、市販のインゴットは99.5%であり、製錬のくりかえしによって99.99%のものまでえることができる。