| 検索ビュー | 琉球諸島 | 項目ビュー |
| I. | プロローグ |
日本列島の南西端、沖縄県に属する島々の総称。南西諸島の南半部にあたり、北東部の沖縄諸島と南西部の先島諸島に2分される。沖縄諸島には慶良間列島などの属島群と太平洋上の大東諸島をふくみ、先島諸島は宮古列島、八重山列島、尖閣諸島からなる。
| II. | 自然と産業 |
黒潮にあらわれ、全域が亜熱帯性の気候に属する。各島とも地形や位置関係により微妙な違いがあるが、いずれも特徴のある動植物が分布し、希少種も多い。沿岸に発達したサンゴ礁も見事で、海岸の景勝地や亜熱帯樹林は西表石垣国立公園と沖縄海岸国定公園に指定されている。
サトウキビ栽培が主産業で、牛や豚の畜産、野菜や熱帯果樹の栽培も盛ん。工業生産はあまりおこなわれず、海洋レジャーを中心にした観光地化が急速にすすんでいる。
| III. | 歴史 |
14世紀ごろから沖縄島には山北(北山)、中山、山南(南山)の三山(さんざん)が割拠していたが、1429年に第1尚氏王朝(→ 尚氏)による統一国家が成立。69年に成立した第2尚氏王朝は中央集権的国家体制を整備、対外貿易を盛んにおこなって繁栄した。1609年に薩摩藩の侵攻をうけ、清国と朝貢や冊封(さくほう)関係をたもちながら薩摩藩に支配されるという関係になった(→ 琉球王国:琉球征服)。明治期、1879年(明治12)に沖縄県が成立した。第2次世界大戦では沖縄本島ほかが戦場となり(沖縄戦)、戦後は長くアメリカ軍の施政下におかれ、1972年(昭和47)に日本復帰が実現した(→ 沖縄返還協定)。