| 石鹸 | 項目ビュー | ||||
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| IV. | 製法と種類 |
製法には、油脂鹸化法と脂肪酸中和法がある。油脂鹸化法は、牛脂、ヤシ油、オリーブ油などの天然油脂と水酸化ナトリウム(→ ソーダ)を反応させて石鹸生地をつくる。脂肪酸中和法は、脂肪酸をアルカリ(水酸化ナトリウムや炭酸ナトリウムなど)で中和して石鹸生地をつくる。
えられた石鹸生地は、次の工程で機械練りまたは棒練りの方法によって固形石鹸に加工する。ほかに、石鹸生地を乾燥、粉砕してフレーク状、粉末状の製品にする。
近年では、油脂鹸化法とは別に、脂肪酸中和法、脂肪酸エステル鹸化法も多くおこなわれている。
種類は、家庭用と工業用に大きくわけられる。家庭用石鹸には化粧石鹸、洗濯石鹸、薬用石鹸などがある。工業用石鹸には繊維工業用、金属工業用のものがある。逆性石鹸は、殺菌作用が強いので消毒用につかわれる。ふつうの石鹸は、泡立ちの作用が陰イオンの性質による陰イオン界面活性剤だが、逆性石鹸は、その逆の陽イオン界面活性剤である。
性状からみると、固形のかたい硬石鹸(ナトリウム塩)と、液状の軟石鹸(カリウム塩)、洗濯用などの粉石鹸、フレーク状の石鹸などがある。