| 石油 | 項目ビュー | ||||
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| I. | プロローグ |
天然に地下から産出する原油(crude oil)および原油を精製してえられるガソリンや軽油、重油、灯油などの液体燃料、潤滑油(→ 潤滑剤)、アスファルト、ナフサなどの石油化学製品を総称して石油という。原油は、液状の炭化水素を主成分とし、少量の硫黄、酸素、窒素化合物、微量の金属化合物などをふくむ混合物である。
原油からつくられる各種の石油化学製品は、近代以後、エネルギー源として、また化学工業の出発原料としてもっとも重要な資源であり、近代工業は、さまざまな石油化学製品の生産によって大きく成長してきた。資源として豊富であり、価格がやすく、便利なことが、現代社会に多様な恩恵をもたらしたといえる。しかし近年、石油の利用は世界じゅうでしだいにへりつつある。それは埋蔵量が減少し、供給不安が広がっているためばかりでなく、石油製品の燃焼や石油化学製品がもたらす地球環境へのさまざまな影響と関係している。→ 地球温暖化:温室効果ガス:大気汚染