ワイン
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ワイン
V. 鑑定

理想的には、消費者が特徴や品質をみさだめることができるように、ワイン・ボトルのラベルには必要な情報をすべて記載すべきである。こうしたことは最上級のワインではふつうだが、一般の銘柄ではまれである。ほとんどのワインの銘柄は生産地の名前がつけられており、地域がせまく限定されればされるほど、製品を判別するための情報がふえることになる。ボルドー・ワインというだけでは、あまりにも種類が多いのでかえってわかりにくいが、グラーブといえばボルドーのどの地区で生産されたかがわかり、ワインの特徴をあらわす方法としてはなかなかすぐれている。

最上級のワインには生産したブドウ園(ほとんどのフランス産ワインの場合、シャトーの名前)と醸造年が明記される。フランス産ワインのごく一部と、フランス以外のワインは原料につかったブドウの品種にちなんで命名される。たとえば、リースリング、ピノ・ノワール、ジンファンデルなどである。しかしワインの銘柄は、産地が明記されなければほとんど意味をなさない。同種のブドウでもことなる地方で栽培されれば、まったくちがうワインができるからである。