フェノール
印刷するには、[ファイル] メニューの [印刷] をクリックします。
フェノール
IV. 現在の製法

現在でもコールタールから製造されるものもあるが、経済性の面からほとんどは合成によっている。多数の合成法が開発されているが、主要な方法としてクメン法とトルエン酸化法がつかわれている。クメン法は、ベンゼンを出発原料にしてクメンC6H5CH(CH3)2を合成してから、酸化(酸化と還元)してクメンヒドロペルオキシドを合成し、触媒で分解してフェノールをつくる。トルエン酸化法は、トルエンをコバルト触媒で酸化して安息香酸C6H5COOHをつくり、さらに銅やマグネシウムの触媒で酸化してフェノールをつくる。