炭素
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炭素
IV. 科学的用途

もっとも安定な炭素の同位体は12C(炭素12)である。1962年にこの核種は16O(酸素16)にかわる原子量の標準として選択され、原子量12をわりあてられた。

13Cと14Cは生化学研究でトレーサーとして広くもちいられる。14Cは化石や他の有機物質の年代を決定する炭素14法(年代測定法)とよばれる技術でももちいられる。14Cは宇宙線により大気中にたえず生成され、全生体にとりこまれる。14Cは大気中の二酸化炭素に1.2 × 10-10%ふくまれ、半減期が5730年であるが、生体死滅後は大気中の二酸化炭素と生体内炭素との交換がなくなる。そのため、試料中の14Cの12Cに対する比率から年代を決定することができる。