| ゴッホ,V.van | 項目ビュー | ||||
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| IV. | その死と後世への影響 |
その後1890年5月から約3カ月間、パリ近郊のオーベールの医師ガシェのもとで世話をうけていたが、7月27日ピストル自殺をし、2日後に息たえた。それは死を予兆するかのような「カラスのいる麦畑」(1890)を完成した直後のことであった。晩年のよく知られた作品に「医師ガシェの肖像」(1890)がある。
弟テオにあてた700通をこえる手紙(1911年出版)は貴重な資料である。それらはゴッホの生活をうかがわせるだけでなく、短い生涯の間に約750点におよぶ絵画と1600点もの素描をのこすという、異常なまでに旺盛だったゴッホの制作意欲についてもおしえてくれる。
ゴッホはのちの画家たちに多大な影響をおよぼしたが、フランスの画家スーティン、ドイツの画家ココシュカ、キルヒナー、ノルデらは、とくにゴッホの影響を強くうけている。1973年に開館したアムステルダムのゴッホ美術館には、絵画・素描・手紙など1000点をこえる作品や資料が所蔵されている。