| 検索ビュー | アルゴン | 項目ビュー |
| I. | プロローグ |
無色、無臭の不活性な気体元素。希ガス元素のひとつ。1894年、イギリスの化学者ラムゼーと物理学者のジョン・レーリーが発見した。空気から分離した窒素の密度と、硝酸アンモニウムからつくった窒素の密度との間にみられる差がヒントになって、アルゴンの発見がみちびかれた。
元素記号Ar。原子番号18。原子量39.948。周期表18族に属する。融点-189.2°C。沸点-185.86°C。密度1.784g/cm³。空気中に0.934%存在する。
| II. | おもな用途 |
工業的には、液体空気の分別蒸留によって製造される。白熱電球(→ 電気照明)に充填(じゅうてん)するために使用されている。タングステンフィラメントの蒸発をふせぐために、電球の中にアルゴンを封入する。そのほか、ガス入り整流管(→ 整流素子)、トンネルなどの照明に利用されるハロゲンランプ(→ ハロゲン)、ガスタングステンアーク溶接(→ 溶接)などの施工の際に金属母材を酸化作用から保護するためのシールドガスとして、またアルゴンレーザー(→ レーザー)などにも使用されている。そのほか、岩石の年代を決定するためにも利用される(→ 年代測定法)。