| アヘン | 項目ビュー | ||||
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| I. | プロローグ |
ケシPapaver somniferumの未熟な果実を傷つけてでてくる乳液を乾燥させてつくる麻薬。ケシは西アジア、インド一帯がおもな原産地である。中毒性が強いので、「あへん法」によって栽培、利用などが規制されている。
アヘンは、茶褐色の餅(もち)状でまるい形にして商品化される。アヘンの作用の中心となるのは20種類以上ふくまれているアルカロイドで、そのうちのモルヒネが医療の場で鎮痛薬としてよくもちいられる。現在ではメペリジン(ペチジン)のような化学合成剤もつかわれている。モルヒネからはヘロインが合成される。モルヒネの数倍の強さの鎮痛作用をもつが、依存性も強く、いっさいつかわれていない。アヘンのアルカロイドでは、コデインも重要である。→ 薬物依存症の「アヘン系」