アヘン
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アヘン
III. アヘン中毒

アヘンは依存性の強い薬である。アヘンを服用すると、初めはたのしく幸福な気分になる。しかし、連用していくうちに体がなれて、その効き目が弱くなる。同じような幸福感をえるには、体はもっと大量のアヘンを要求する。しだいに量がふえていき、アヘンがやめられなくなる。もしやめると、強い不快感をおぼえる。初めは幸福感をもとめて服用していたものが、最後には不快感をとりのぞこうとして、ますますやめられなくなる。アヘンには、呼吸抑制、縮瞳などの作用があり、急性毒性によって昏睡や呼吸麻痺で死亡することもある。中毒者には、慢性毒性によって栄養障害、呼吸器の合併症、低血圧などがみられる。