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レユニオン島

インド洋西部、マダガスカル島南東沖にある火山島。フランスの海外県で、マスカリン諸島最大の島。最高峰ネージュ山(3069m)とフルネーズ山(2631m)を中心とした山がちの地形で、平野は少ない。熱帯気候に属し、11~4月の雨季にはたびたびサイクロンの被害をうける。島の経済をささえるのはサトウキビで、海岸から標高800mの山地まで栽培されている。サトウキビでつくった砂糖やラム酒のほか、ロブスター、バニラ、香油などが輸出される。行政・経済の中心は北岸の港湾都市サンドニ。人口密度は高く、住民はアフリカ系、アジア系、フランス系の混血が多い。住民の大部分がカトリックの信者である。面積は2512km²。

16世紀初頭、ポルトガルの航海者ペドロ・マナカレナスが当時無人のこの島を発見した。17世紀半ばにフランスが領有権を主張し、1662年、この島をブルボンと命名して最初の植民地を建設した。サトウキビのプランテーションが建設され、労働力としてアフリカから奴隷がおくりこまれた。1793年にレユニオンと改称。1810~15年にイギリスが占領したほかは、フランスの植民地支配がつづいた。48年の奴隷制廃止後は、インドや東南アジアから年季奉公の労働者がつれてこられた。植民地と植民地主義

1946年にフランスの海外県となり、74年に行政権があたえられ、フランス本国の下院と上院に代表をおくる。島内の政治は、選挙でえらばれる県会議員と地区委員がおこなう。