半導体
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半導体
I. プロローグ

室温において絶縁体(不導体)と導体の中間程度の電気伝導率(電気伝導度、導電率とも)をもつ固体または液体状の物質。

電気伝導率とは、物質に電圧をくわえたとき、電流がどの程度ながれるかをあらわす値である。この値は、物質によって広い範囲で変化する。銅や銀、アルミニウムなどの金属は、電流をよくとおす導体であり、ダイヤモンドやふつうのガラス、ゴムなどはほとんど電流がながれない絶縁体である。

純粋な半導体は、低温下では絶縁体とほぼ同じ電気伝導率だが、不純物を添加した場合や光をあてたとき、また高温では、電気伝導率が金属に近い値まで劇的に増大する。これは、ふつうの電気伝導性をもつ金属などとは逆の性質である。このような半導体の物理的性質は、固体物理学の分野で研究されている。→電気の「固体の電気性質」