繊維
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繊維
I. プロローグ

細長い固体で、動物、植物、鉱物から、または化学合成によってつくられるもの。断面積が肉眼で確認できないのに対して、極端に大きな長さをもっている。

商業的につかわれるのは直径0.004~0.2mmのもので、10~15mmの長さの短繊維(ステープルまたは裁断したもの)、単一の繊維が連続している単繊維、連続した繊維がねじれのないまっすぐな束になっているトウ、連続した繊維がねじれた束になっている紡績糸、などの形態に分類できる。本来は、セルロースやタンパク質、合成高分子といった有機物だが、炭素繊維や金属繊維のような無機物もある。

これらの繊維は糸、紐(ひも)、あるいはロープにしたり、フェルト(不織布)にしたり、テキスタイル(織物)にしたりする。強度のある繊維は、2つ以上の材料からつくる複合材料の補強材としてつかわれる。